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simple is best
2019年8月19日

こんにちは、富山で自然素材にこだわるホンモノの家。フジ創アイノスです。

インテリアを始めとするデザインを考える時に
「simple is best」という言葉を聞くことが多いと思います。
様々な要素をできる限りそぎ落として単純化されるほど、
デザインは落ち着き洗練されて感じます。

インテリアを含める様々なデザインの要素には、
点・線・面・寸・柄・材・質・形・様があり、
これらの組み合わせをデザインとしてみています。

これらのそれぞれの要素が、シンプルでなくなればなるほど、
雑多なイメージが強くなります。

その意味では確かに「simple is best」はデザインの基本です。
カタログやweb上で見かける素敵なインテリア写真の多くにも共通していると思われます。

しかし見ていて、ちょっとだけ違和感を覚えないこともありません。
それは現実の生活では絶対に必要になるようなものが見当たらないということです。

更には実際の生活は時間をかけて達成するものがありますが、あまりにも、
写真を撮る瞬間だけのシーンと思えてしまうことなどです。

例えば本棚を想像してみれば体感できるかもしれません。一般的な、
家庭にある3列ほどの本棚で良いのです。「simple is best」であれば、
その本棚にある書籍を同じサイズで揃えます。あるいは、すべて全集が
並んでいるとしたら、それは写真にとってもきれいに整理された本棚のようです。

しかし、前週だけの本棚は、とても自然な風景に感じない人の方が多いと思います。

本というのは、一度に買うものではなく、読みたいものを買ってゆくうちに揃うものです。
当然、サイズや色も違い、整理もとても難しいものです。当然、サイズや色も違い、
整理もとても難しいものです。そして本を縦横に雑然と入れたのでは、どんなにデザインしても
醜い本棚になってしまいます。

せめて本の高さやサイズを合わせて並べれば、多少の整理がつきますが
これでも雑然とした感覚はぬぐうことはできないでしょう。

それは本棚ではなく、インテリア家具も同じことです、家具もいろいろと買い足してゆくものです。
でも残念ながら、用途も違うので、家具は本の様にサイズを基準に並べることもできません。

更に雑然と並んだ本棚でも、例えば絵本ばかりの本屋さんもあるようにジャンルが統一されたり、
他人地の作家の本を並べたりすると、印象は大きく変わります。そして、サイズや色のばらつきも
気にならなくなります。つまり本棚にも個性が見えてくるということです。

また、その本棚が3列分ではなく、30列も連なって壁の一部となればどうでしょうか。それは逆に、立派なインテリアの本棚として成立します。本を一冊も置かないミニマリストのようなデザインとは対極の、マキシマリストのデザインであり、達成するまでには時間と歴史を要します。

「simple is best」は完成時が一番良い状態であり、時間とともに崩れる可能性もあります。
それを考えると、シンプルであることは最上のことでなく、基本となることです。
これらのことを考えると、「simple is best」と考えるほうが、適しているのかもしれません。

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